楽しい時間を

映像で過ごす・・・・

がんばれ熊本

先週仕事で福岡に出向く機会があったので、その間1日暇を見つけて地震被害のあった熊本に出向きました。
まず最初は、熊本駅で「くまモン」駅長のお出迎えです。
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その後、駅からバスで2時間弱の阿蘇山系の山並みの中にある「通潤橋」を見に行きました。この「通潤橋」はaiさん・smallwoodさんの恩師であるS先生が書かれた「新しい建築のみかた」という書籍に紹介されたものであり、機会があればぜひ見てみたいと思っていた橋です。
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この橋は江戸時代(1854年)に建設された石造のアーチ橋で、橋の上部には水路があり、当時不毛地帯であった土地への灌漑・耕作のために作られました。なお、ここでも地震の影響で、橋の近くあるいは上部の水路に近づくことは禁止され、残念ながら遠くから見るだけでした。⑤にあるように橋の中央部のトップには水抜きの穴があり、普段は閉まっているのですが、水路に枯葉等が溜まった時にはこの穴を開き、水を放水することにより水路を掃除するそうです。この日は偶然、放水していました。
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石造の水道橋は古代ローマの水道橋が有名ですが、⑥にみられるように「通潤橋」の下部は裾広がりの構造となっていて、わが国の地震力に抵抗できるような構造であり、その当時の石工の技術力の高さがうかがえる構造です。ここにも無名のゆるキャラ⑧がいました。
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その後、熊本に戻り熊本城の地震被害を視察しました。ここでも地震の影響で、熊本城の内部はもとより近くに行くこともできず、遠くから被害を見ました。⑨の遠目にはさほど被害はないように見えますが、⑩の天守閣の瓦はほとんど落下し、露出された下地の土からはぺんぺん草が茂っていました。⑪の天守閣の棟瓦もほとんどが落下し、避雷針が悲しそうに傾いていました。
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天守閣以外の建物にも被害が見られ、⑫⑬はコーナーの一列の石垣でかろうじて落下を免れている様子で、もう一回余震でもくれば一気に崩落しそうな感じです。⑭⑮は当時TVでよく放映された被害で、現在補修・補強工事中です。この現場の詳細を調査したかったのですが、立ち入り禁止で、仕方なく熊本城の横にある熊本市庁舎の14階の展望フロアから工事の様子を撮影しました。いずれにしても、完全な修復にはかなりの費用と年月がかかりそうです。
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⑯⑰はおまけです。熊本では⑯市街電車が健在で市民の足として活躍しています。夕方には熊本から博多に戻り、夕食を取りました。⑰は10~20分前には中州の飲み屋の店頭の水槽で元気に泳いでいた「イカ君」ですが、今はみじめな姿となってお皿の上に載っています。よく考えると人間て残酷ですね。